庭で野草を愛でる。

ひと昔前までは、多くの野草を身近で楽しめたが、近年では山里や郊外の山間部に出掛けなければ観る事が出来なくなってしまった。馴染み深い野草を挙げると「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ 七草」と古くから歌われ、食べて無病息災を祝う春の七草。

七草

写真:右から、せり、なずな、ほとけのざ、ごぎょう、すずな、すずしろ、はこべら

歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集で詠んでいる「秋の野に咲きたる花を指(および)折り かき数ふれば七種(ななくさ)の花 萩が花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし)また藤袴 朝貌(あさがお)の花」と、眺めて楽しむ秋の七草である。

いずれも栽培は簡単で、庭先で十分楽しめる。用土は、赤玉土7、軽石2に腐葉土1を加えた物が良い。注意しなければいけないのは、生育が旺盛なため畦シート等で生育区域を仕切っておくことが大切である。
ちなみに、葛を植えることはお勧めしない。

スクリーンショット 2013-01-25 9.23.25萩(ハギ)

スクリーンショット 2013-01-25 9.21.42尾花(おばな…ススキ) 

スクリーンショット 2013-01-25 9.21.47葛(クズ)

スクリーンショット 2013-01-25 9.21.54撫子(ナデシコ)

スクリーンショット 2013-01-25 9.23.19女郎花(オミナエシ)

スクリーンショット 2013-01-25 9.21.32藤袴(フジバカマ)

スクリーンショット 2013-01-25 9.23.32朝貌(あさがお){桔梗(キキョウ)}

その他、スミレ、フクジュソウ、イカリソウ、サクラソウ、ヒトリシズカ、ギボウシ、シライトソウ、マツモトセンノウ、ハナシノブ、ホタルブクロ、ホトトギス、ヤマラッキョウ、イチリンソウ、カタクリ、フウチソウ、ヤマシャクヤク、カリガネソウ、ダンギク、オウレン、エンレイソウ、レンゲショウマ、アヤメ、キツネノカミソリ、ツリガネニンジン、ヨツバヒヨドリ、ユウスゲ、ヒオウギ、ノアザミ、ワレモコウ、ウツボグサ、オカトラノオ、フジバカマ、ユウガギク、ツワブギ、ヒメシャガ等が育て易い。
湿地に自生している、サギソウ、サワギキョウ、クリンソウ、ヒメリュウキンカ、イワタバコ等は、硬質鹿沼土6に桐生砂3、軽石1を混合。
ハクサンフウロ、シャジクソウ、イワカガミ、シラタマノキ、チシマギキョウ、ショウジョウバカマ、コケモモ、ウチョウラン、コマクサ等の高山植物は、桐生砂3、軽石3、硬質鹿沼土4を混合。

*花種による好みがあるので、混合割合はあくまでも参考

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